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【HP ENVY x360 15開封レビュー】使い勝手は上々

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こちらの記事でさんざん比較検討して選んだHPのENVY x360 15。先日無事に受け取ることができました。

さっそく開封して使ってみましたので、ファーストインプレッションです。

到着

外箱
外箱
オプション品
オプション品

キャンペーンでもらったマウスと、オプションで追加したペンがそれぞれ別の箱で届きました。

ヤマトからの配送予定通知が一気に3件来た時は正直ビックリしました。

外観

全体的に質感はかなりいい

MacBook的な仕上げで、質感はとてもいいと思います。

天板
天板
ヒンジ部
ヒンジ部

裏面やキーボード面なども背面と同じ仕上げになっていて統一感があります。

裏面
底面
キーボード面
キーボード面

公式サイトの写真と色味が違う

写真だと伝わりづらいかもしれませんが、公式サイトの写真とは色味が少し違います。真っ黒ではなく、少し赤紫がかっているような感じです。

公式サイト画像
画像元:HP

個人的には好きな色なのですが、黒が良かった人には色味詐欺感がありそうです。

私が撮った写真でも、明るさや角度によってかなり色味が変わっていますね。難しい色です。

キーボード面写真の色味が一番実物に近い色だと思います。

ACアダプタは割とコンパクト

ACアダプタは丸みのあるデザインで割とコンパクトです。

コンセント部も、ACアダプタを直接コンセントに挿すタイプとコードタイプの2種類ついています。

USB Type-Cでも給電できるとはいえ、ACアダプタがコンパクトであるに越したことはないと思います。

電源キット
ACアダプタセット

トラックパッドやキーボードの反応は悪くない

トラックパッドの反応はいいです。安いPCにありがちな妙にパコパコするトラックパッドではありません。

キーボートもノートPCのキーボードとしては十分に良いと思います。特段トリッキーなキー配列でもないですし、使いやすいと思います。

なんとなく、打鍵感は少し重い気がします。

バッテリー持ちの確認

ディスプレイの明るさMAXでYouTubeを1時間視聴してみました。

大体1時間で10%ほど減る

大体1時間で10%ほど減る感じですね。

ディスプレイの明るさMAXで使う機会はそんなにないと思いますし、そう考えるとバッテリー持ちは悪くはないように思います。

ENVY x360 15の良い部分

指紋認証は結構いい

指紋認証の精度と反応速度は結構いいです。

認証スピードはiPadと比べても遜色ないと思います。

フロントカメラに物理シャッターが付いている

実際に気にしている人がどれほどいるのかはわかりませんが、フロントカメラに物理シャッターが付いています。

シャッターオープン
物理的にシャッターが閉まる
シャッタークローズ

電源キー横のファンクションキーでシャッターを制御できます。

スピーカーの音質は普通にいい

私はそこまで音質にこだわる方ではないので、iPad Proとの違いは正直わかりませんでした。

ただ、本体が大きい分音量は大きく出せますし、音質も決して悪くはないと思います。

ENVY x360 15のイマイチな部分

タブレットモード時に裏面がキーボードになるのは違和感がすごい

これは多くの2 in 1 PC共通の部分ですね。

キーボードはちゃんと無効化されるのですが、それでもキーボードが裏面にあるのは少し怖いです。

また、普通のタブレット同じように抱えて作業すると、常にキーボードが触れるので違和感が半端じゃありません。

いずれ慣れることを祈ります。

我慢できるけど2kgはやっぱり少し重い

これも事前に分かっていた部分ではあります。

予想通り、2kgぐらいなら個人的にはぎりぎり我慢できます。

ですが、やはり家の中であっても手軽さとは無縁になります。

iPad Pro 10.5インチとの比較

画面サイズ比較

5インチほど違うので、並べてみると結構違います。

サイズ感は圧倒的にENVYの方が大きい
左がiPad Pro 10.5、右がENVY

画面が大きいとKindleの見開き表示も余裕ですね。

Windows版のKindleアプリが使いづらいのだけが残念ですが。

発色はiPad Proの方が1枚上手
左がiPad Pro 10.5、右がENVY

また微妙な違いですが、ENVYの方が少し黄色っぽいですね。

これはENVYがショボいというより、古くてもさすがiPad Proシリーズというところだと思います。

ちなみに、表示しているアンナ・コムネナはとても面白かったです。

スクロールの滑らかさ

2017年製とはいえ、iPad Proにはpromotionテクノロジーが搭載されています。

それもあってか、体感でのスクロールの滑らかさはiPadの方が良いです。

前半がiPad Pro 10.5、後半がENVY

ペンの使い勝手

正直、ペンの使い勝手は圧倒的にiPadに軍配があがりました。

正直2017年製とは思えません。オーパーツかな・・・?

ペンを持っている手に反応してしまう

紙と同じようにメモを取ろうとすると、ディスプレイに手をのせることになると思います。

その際、ENVYはめちゃめちゃ手に反応してしまいました。

もちろん、ある程度の制御はしてくれています。

それでも、ペンを使い終わって手をディスプレイから離してみると、ところどころにシミのようにペン入力が・・・。これは正直きついです。

コツがあるのかもしれません。しかし、iPadでここら辺を気にしたことはほとんどありませんでした。

少なくても、何も考えずに気軽にパパっとメモを取れるのはiPadです。

書き心地もiPadの方がいい

書き心地も圧倒的にiPadだと思います。

おそらく、Proシリーズ搭載のpromotionテクノロジーによるところが大きい気がするので、無印iPadだとまた違うかもしれません。

それでも実際に書き比べてみると、圧倒的にiPadの方が滑らかで書き心地がいいです。

前半がiPad Pro 10.5、後半がENVY

また、ペンや色を選択するマークアップツールの使いやすさもiPadの方がいいです。

ペンの充電方法は一長一短

HPのペンはUSB Type-Cで充電します。

充電は横から挿すタイプ

カブトガニになってしまうApple Pencil(第一世代)よりはマシかもしれませんが、本体にくっつけて充電できるようになったApple Pencil(第二世代)に比べると微妙な感じです。

ただし、HPのペンは充電しながら使用することができます。

Apple Pencilは充電しながらは使用できないので、そこは優位な部分かと思います。

ENVY x360 15のコスパは悪くない

だいぶ古い機種とはいえ、iPad Proとの比較になってしまったので、いまいちな部分が目につきましたが、ペンを入れて約11万円としてはかなりコスパがいいように思いました。

iPad Pro 12.9インチに、ペンとキーボードを付けたら20万円はいきますからね。

ペンをメインに使いたいならiPadの優位性は絶対的ですが、普通にキーボードを含めてPC的な使い方をメインにするなら、ENVY x360 15はとてもいい買い物だったと思います。

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